
<多聞塾概要・塾長プロフィール>
私(塾長)は中学校のときに通っていた地元の小さな塾のおかけで
中位だった成績をトップクラスにしてもらった経験があったため
学習塾講師の仕事に興味がありました。
1年間の大学浪人を経て
東北大学法学部に入学すると同時に
大学のある仙台市内で複数教室を展開する中堅塾で講師として3年働いたのち、
その塾のNo2が独立をして声をかけられそちらへ移って4年ちょっと働きました。
その塾で働く中で
“より良い指導を提供するために、自分で塾を経営したい”という気持ちが強くなりました。
その後、愛知県に戻り、29歳で開業して昨年11月に17周年を迎えました。
学習塾講師としては約25年のキャリアがあることになります。
当塾は「愛知県内に○○教室!」を目指すタイプの塾ではありませんので
豊田市山之手に1教室のみですが、
少人数コース・個別コース・映像授業を取りそろえ、
現在、小3生から高3生まで100名以上の生徒が在籍する小さな総合学習塾です。
大手学習塾や有名学習塾がひしめく中で、
多額の広告宣伝費をかけることなく、18年目の春を迎えます。
大手塾・有名塾にはないものを求める人にはぴったりの塾です。
※少人数コースは小学生・中学生のみです。
私(塾長)は、英語でも数学でも理科でも社会でも
生徒たちにとってハイレベルに感じる内容でもシンプルに解説することができるので、
生徒たちは実力以上の問題も解けるようになり、
それが手応え・勉強する面白さにつながっていると思います。
勉強への気持ちが整っていて、ポテンシャルが高い生徒ほど
「ちがいを感じることができる塾」だと自負しています。
(関連記事)
高校入試・定期テスト 高得点対策

10の努力で20の成果を
当塾で成績を上げやすい理由と仕組みを以下に記します。
問われることは決まっている

勉強は「問われること」と「答えること」がだいたい決まっています。
例えば、中2数学の連立方程式文章題で出題される問題のパターンはだいたい決まっています。
中2理科で習う『炭酸水素ナトリウム』の内容で作成できる設問は限られています。
だから、「問われること」と「答えること」のセットを上手に覚えることが出来れば『10の努力で20の成果』を生み出すことができます。
当塾ではそれを目指した反復演習の指導を行っています。
勝ち易きに勝つ、戦わずして勝つ
孫子の兵法に「戦わずして勝つ」「勝ち易きに勝つ」という鉄則があります。当塾ではこの考え方に基づいた指導を行っています。
成績によって作戦は異なりますが、その子の学力を見ながら、
○説明をしてもテストのときに自力でできないレベルの問題・時間をかけてもなかなか出来るようにならないレベルの問題はあえて取り組まない(戦わずして勝つ)、
○頑張れば手が届く問題・時間をかければできるようになりやすいレベルの問題に注力する(勝ち易きに勝つ)、
を目指して指導しています。
成績上位層を除いて、テストで満足のいく点数を取れない原因の多くはレベルの高い問題で得点できないことよりも、頑張れば手が届く問題の正答率が低い・ミスをしている、ことにあります。ここを上手に攻略することが『10の努力で20の成果』につながります。
成績上位層の生徒には、出来るだけ早い時期に基礎を重ね、演習を通してスピードと正解率を上げ、より難しい問題を解けるように指導しています。
面倒くさいことでもコツコツと
自分がすべきこと、自分に与えられたことを
それが好きであろうと好きでなかろうと、
たとえ面倒くさくても面倒くさがらずに
コツコツできるような人間に成長するために
勉強は存在する、と私は考えています。
成績が伸びていく生徒を見ていると、
最初は面倒くさそうにしてコツコツできなくても、
だんだんそれができるようになってきます。
そのような姿を見ると、
勉強は成績だけではなく、人格も伸ばすものだと感じます。
個別コースの仕組み上の限界を解決
個別コースは指導時間が短いという仕組み上の限界があります。しかし、勉強に自信がなく、少人数授業より個別コースを希望する中学生は、小学校時代からのトータルの勉強時間が足りていません。
そこで当塾では、塾生なら無料で参加できる“特別補強”を毎週末開催し、また、低価格で受講できるオプション講座を用意しています。
このように個別コースの限界を超えるための工夫を施しています。
効率的に覚えるための道具を用意
これは勉強のやり方にかかわることですが、勉強が得意ではない人は「何を覚えればよいかわからない」と言ったりしますので、当塾では「これを覚えれば大丈夫」というテキストやプリントを渡しています。
具体的には、英単語はもちろん、英熟語などは穴埋め形式の解答付きのプリントを渡して覚えやすいように解説します。そのあと覚える時間をとり、テストします。これを繰り返します。
理科や社会の用語などは一問一答形式の問題や、基礎的な演習問題を解説しながらオレンジ色で記入し、覚える時間をとり、テストします。
数学の文章題・関数・図形問題も、ある程度聞かれることが決まっているので、それをまとめたプリントを解説→覚える→テスト(→自信がつくまで再テスト・忘れかけたころに再テスト)で力を養成します。
勉強が苦手な人は、テスト前に教科書をノートにまとめようとするのですが、これは非常に時間がかかり、試験に間に合いません。初めから専門家のプロが要点をまとめたテキストやプリントを使って覚えたほうが手っ取り早いです。
定期試験への仕上げ方

当塾の、特にレギュラーコースでは、定期試験への仕上げ方が決まっています。
「通常期」「テスト前期(1カ月前~)」「テスト直前期(2週間前~)」に分けて対策を行っています。
「通常期」では、英語文法・数学の計算・関数・図形問題、理科計算問題などを大量に繰り返し演習します。これらの分野ができるようになると、勉強に対する自信がつきます。
定期テスト1ヶ月前からの「テスト前期」では、英語単語・熟語、理科・社会の用語の暗記の仕上げに入っていきます。
定期テスト2週間前からの「テスト直前期」では、試験範囲の穴をなくし、弱点を克服し、より高いレベルの問題を解けるよう、様々な問題に取り組んでいきます。
勉強のやり方だけでなく、授業の受け方も教えます。
入塾したばかりで勉強に慣れていない生徒の中には、テキストやプリントに書いてあることをノートに丸写しすることが勉強だと思っている人がいます。しかしこれは時間がかかる非効率的なやり方です。そのような生徒には無駄が少ない勉強の仕方を教えます。
勉強のやり方は学年・学習目標に応じて成長しなければなりませんが、前にうまく行ったやり方などに固執して、それができていない人がいます。そのような人にも指摘をします。
また、本来の学力を成績に反映できていない小中学生の中には、人の話を聞く技術・授業を受ける技術が高くない人がいます。例えば、いまの小中高校生の保護者が学校に通っていたころは、先生が黒板を使って話を始めたら前を見る・答え合わせが始まったら手を止めて一緒に丸付けをする、ということをしつけられてきました。もしいつまでも問題を解いていて、聞き逃した答えを隣の人に聞こうものなら、先生からもクラスメイトからも叱られたものですが、最近の小中学校はその辺の指導が甘いので、大事な説明を聞き逃して、理解が深まらない人がいます。
授業を受けるのが上手ではない生徒は、説明を聞くことよりも、ノートにとることのほうが大切だと考えているように感じますが、学習内容を理解する、という観点からすると、ノートをとることよりも、説明を聞いて納得することのほうが大切です。親はわが子のこのような授業中の特徴について知る機会がないので気づいていない場合や、生徒本人も気づいていない場合があり、それを指摘するとびっくりされることもあります。しかし、人の話をちゃんと聞いて理解する技術は、学校生活のみならず社会に出てからも必須の基礎的なことですので、その点も指導します。
弱点対策講座-特別補強
多聞塾では、定員制少人数コース・個別コースに通う中学生を対象に日頃の演習量不足・INPUT不足を補う目的で、特別補強を行っています(料金はかかりません)。
実施内容は本人と相談して決めます。通常期はほぼ毎週ペースで行う予定です。2017年夏は90分の補強を26回行いました。この補強は塾長(私)が担当します。普段、私が担当していない生徒の習熟状況を確認する目的もあります。
成績を上げたい人、克服したい分野がある人、演習量に不安がある人は積極的に参加して下さい。この特別補強は、どのコースの生徒であっても、塾長が直接指導できる機会です。
オリジナルプリント
当塾も学習塾用の教材を使用して授業を行っていますが、単にそれらを消化するのではなく、長年の問題研究に基づいて編集した当塾のオリジナルプリントがあります。

「短時間によりたくさん得点できるように」というコンセプトで編集しています。
これが『10の努力で20の成果を』生み出す源です。
効率的に成績上昇を実現できるよう、新規作成と既存プリントの修正を毎年行っています。
そして、当塾には、このタイプの問題ができない生徒はこのプリントをやる、という処方箋があります。大切な分野のプリントは、コピー機ではなく輪転機で100枚単位で印刷してあるので、それを何度も演習します。
入試用読解力
入試用国語読解力を養成するために、毎年夏以降そのための講座を開催しています。この講座では、対比・具体例・引用・比喩を手掛かりに筋道立てて読む力を高め、選択肢を選ぶコツを学びます。
定期試験国語対策-国語教科書解説・国文法解説
定期試験前に英語・数学・理科・社会は対策ができても、自力だと国語読解はなかなかそれが困難です。そのため、国語のテスト対策は漢字のみ、になりがちです。
しかし、校内順位・内申を上げるためには、国語で好成績を修めることは欠かせません。
国語の定期試験対策として、当塾ではウイングネット(映像授業)を用意しています。国語は演習より解説が中心なので、映像授業は向いています。授業には教科書内容の約7割が収録されている「必修テキスト」を使用します。もちろん、学校の教科書に準拠しています。
定期試験前になると質問が多くなる国語文法も、中3生でも中1の内容から復習できます。
中学校の国語授業は(担当の先生にもよりますが)あまり教科書の内容をしっかりや習い場合もあります。しかしウイングネット国語解説は、それをしっかりやります。古文・和歌など、聞かれることがだいたい決まっている分野では特に力を発揮します。
当塾の講師
当塾塾長は、大学1年生の時に学習塾業界に入ってから約20年(途中で2年程度のブランクはあります)この業界にいます。そして当塾を2005年秋に開校してからまもなく15年が経ちます。その間、かなりの人数の生徒を指導してきました。
当塾ではその経験を講師たちに伝えた上で指導をさせています。
新人講師には小中学生の授業について「この部分はこういう風に説明して、テキストはこの順番で行った後に、このプリントを実施する」などの説明をしていますので、当塾の講師はたとえ1年目であっても3年目くらいの技量は持っていると考えています。
決して授業中に試行錯誤をさせることはありません。お金をいただいている以上、それは良くないと考えています。
宿題・テストで追い込まない指導
当塾では『10の努力で20の成果を』目指しています。学習塾たるものそうであるべきだと考えています。
宿題についても最大効率を目指していますので、大量の問題集やテキストを渡したりなど宿題で生徒を追い込むような指導はしません。効率が悪く、量が多いだけの宿題は生徒にとって辛く、勉強が嫌いになる原因だと私は考えます。
(ただし、レギュラーコースはテスト前はもちろん、入試前・夏期講習・冬期講習ではそれなりの量があります)
また、「勉強は作業ではない」と考えていますので、英単語を10回ずつ練習する、など形式的な宿題・作業のような宿題は出しません。
当塾では宿題を「塾で学んだことを忘れないようにするための復習課題」と考えていますので、まだ習っていないところを出すことはありません。授業だけでは足りない問題演習や、前述のオリジナルプリントを復習して次の授業の最初にテストをするので、その時にきちんと解けるようにしてくること、を中心に出します。
ただし、このようなテストも、出来なかった時のペナルティーに対するプレッシャーが大きいと、解き方を理解するのではなく、答えを覚えるようになってきます(例えば社会のテストなら、最初の答えが織田信長で、次が豊臣秀吉…など)。このような表面的な勉強では意味がありません。
生徒に負担にならない分量・レベルで問題を解けるように宿題を出すのが“上手さ”だと思っています。
以上のように、当塾では宿題やテストで追い込まない、穏やかな指導をしています。それでもしっかりとした成績上昇の実績があります。

目標とモチベーションに合わせた豊富なコース

部活や習い事、勉強に対する自信やモチベーションの関係で個別コースでスタートした人でも、途中で「レギュラーコース」や「てっぱんコース」に変更することができます。
コース変更は何度でもできます。教材費以外の追加料金はかかりません。(例えば英語・数学の個別コースを受講している人が、5科目のコースに変更した場合、理科社会国語の教材費が必要です)
とりわけ中3のレギュラーコースは週3回3時間の授業を行いますので、がっつり勉強したい人に向いているコースです。
なお、定期試験も高校入試も5科目で判断されますので、中3夏以降は5科目のコースを推奨いたします。
※「個別」の定義
当塾では講師1名に対して生徒1名を「完全個別」、
講師1名に対して生徒2名までを「通常個別」もしくは「個別」と呼び、
それ以上の人数を同時に指導する場合「個別に指導する」という言い方はしても、授業やコース名に「個別」という言葉は使いません。
授業スタイル
通常授業では、これから学校で習う内容を先取りして進めます。
基本的に授業は、講師による例題解説→例題演習→類題演習の順で成り立ちます。
ある分野のレベル1を行ったら、次の授業では前回の復習をしてからレベル2を行い、次の分野のレベル1を実施するなど、階段を一歩ずつ上がりながらの授業を行います。
そして大事な内容は繰り返し演習します。例えば中2の数学の場合、連立方程式文章題や一次関数の図形問題など、重要なテーマは同じプリントを3回連続で授業で行ったりします。その度に正答率と演習スピードが上がります。そしてわざと1~2回それを行わないで、忘れかけたころに改めてそのプリントを実施すると、見事に正答率が下がります。このことで繰り返し勉強を行うことの大切さを体感します。
当塾の中学生の授業は、「ここに書いてある解説を自分で読んで理解して、分からなかったら聞いてね」とか、「自分で調べて考えよう」という指導ではありません。また、質問に答えるだけの授業でもありません。
入塾の際、ときどき他にどんな塾生がいるのか気にする子がいるのですが、当塾ではグループ学習など、他の生徒と一緒に何かをすることはありませんので、そのようなことを心配する必要はありません。
中3レギュラーコース
中3レギュラーコースは「真面目に勉強をする面白さ」を最も体験できるコースです。夏以降は3時間の授業が週に3回あり、定期テスト対策として、英語・数学・理科・社会では100〜150ページの学習塾用テキストを2冊ずつ+プリント演習を行います。

上位校の合格するためには、入試過去問演習か欠かせません。これをやると本当に力がつきますし、愛知県公立の問題に強くなると志望校合格が近づきます。
入試直前期は5科目の入試模擬問題集(各6回)だけではなく、愛知県公立高校入試パターン集から、英語・数学・理科を中心に演習と解説を行っています。英語は長文を中心に、数学と理科は自力では解けなくても、解説を聞けばそのパターンは解けるようになる、という問題を中心に行います。英語リスニングでは、試験当日に実際に使用された音源を使って対策を行います。
オリジナル速習動画-塾長ビデオ

習った直後には出来ていたのに、時間が経ってやり方を忘れ、テスト前なのにできなくなってしまうことがあります。そのようなとき、当塾塾生は、プリントやテキストを塾長が解説したビデオを無料で視聴することが出来ます。
以前出来るようになった解説を再び聞くことができるので、すぐにできるようになります。
また、分野によっては難しい問題の解説も収録してあるので、もっとレベルの高い問題を解けるようにしたいときにも利用できます。
この動画の視聴に料金はかかりません。
オプション講座
生徒がより成績を上げやすくするため、来年度は中学生のオプション講座を充実させます。オプション講座を上手に利用することで、その生徒に合ったオーダーメイド型の指導が提供できます。
例えば「INPUT講座」。覚えることが苦手な人、覚えることを後回しにする人のためのコースです。学校の宿題などはしっかり行っていても、INPUT(覚えること)に時間をかけない人は良い結果を得られません。
このコースでは講師の指示のもと「覚える→テスト→直し」を繰り返しながら単語・用語の定着を図ります。
勉強が上手な人は、覚えるべきこと(INPUT)を先に覚えてから宿題・課題に取り組みます。覚えたことをOUTPUTするだけなので、時間がかかりません。
それに対して、勉強が上手ではない人は、先に宿題・課題を終わらせてから覚えることに取り組もうとするのですが、覚えていないため、宿題は調べながらやることになるので時間がかかり、覚えるための時間を確保できず、そのままテストに突入することがあります。
オプション講座は当塾塾生のみ参加できます。
(塾長ブログ関連記事)
理社が苦手な人の特徴1
定期テスト失敗パターン

年度途中でコース変更できる
例えば、最初は英語か数学の1科目、もしくは英語数学の2科目でスタートしても、目標が定まってモチベーションが上がったときは、5科目の少人数コースに変更することができます。
反対に、中学校生活はいろいろありますので、勉強に積極的になれないときは、5科目のコースから1~2科目の個別コースに変更することができます。
また、コース変更の際に、テキストを購入しなおす必要がないよう、塾内では同じテキストを使用しています。
学習の能力そのものの向上
勉強には集中力・計画性の他に、文章を理解するための“読解力”、AだからBになって、BだからCになって、CだからDになる・・・、という“筋道立てて考える力(論理力)”、英語の単語・熟語、理科や社会の用語を“覚える力”は成績上昇には欠かせませんが、勉強に自信がない中学生はこれらが苦手です。
そこで当塾では、勉強能力そのものを向上させるために、通常の指導とは別にオプション講座としてこれらを高めるコースを用意しています。
とりわけ読解力や論理力は、中学校で習ったことを忘れたとしても残るものですので、社会人になってからでも仕事・日常生活を支えてくれます。
保護者面談

中学生は年に2回、小学生は年に1回の保護者面談を行っています(中3生はご希望があれば随時行います)。
やはり親としては気になるのは高校入試だと思います。
面談の際には、愛知県の複雑な高校入試の仕組みや各高校のレベルについてゼロからご説明をします(特に他県出身の方にとっては、愛知県の高校入試の仕組みは良く分からないと思います)。
「公立第一志望-公立第二志望-私立高校」の受験校の組み合わせについて、学校とは異なった提案をすることもあります。愛知県の高校入試ではこれが大切です。
保護者としては、セカンドオピニオンがあることは心強いと思います。
中3の秋~冬の学校での三者面談で、「○○高校は内申△△では合格できない」と言われてびっくりしたお母さんから電話やメールをいただくことがあるのですが、そのようなときはすぐに保護者面談を設定し、過去の模擬試験データの内申の合格最低点などもお見せしています。
また、具体的な勉強のアドバイスや成績を上げる方法、通知票を見ながら、内申はこうすれば上がる、というお話もします。
質問
この地域は、テスト前に宿題・課題がたくさん出ます。
自力で解けない問題や、それを自分で解いて丸付けをし、解説を見ても理解できないような問題は、塾に持ってきてくれれば説明します。どの科目でも大丈夫です。
熱心な生徒たちは、問題集にたくさん付箋を貼って持ってきます。
自習室

当塾の中学生・高校生は週に7回自習室を利用できます。勉強は個人戦ではなく、団体戦の側面もありますので友達と声を掛け合って勉強をしに来て下さい。また「うちの子は家では勉強しなくて・・・」とお悩みでしたら、当塾の自習室までどんどん送りこんで下さい。
押し付けない指導
当塾では、“こうでないといけない”とか“こうあるべき”という精神論を生徒に押し付けることはありません。
精神論を押し付けられると、しばしば生徒や保護者はこれで苦しい思いをします。
また、合格実績を上げるために望んでもいない上位校の受験を強いたり、合格率を上げるためにチャレンジ受験をさせない、など塾の都合を押し付けることはしません。

入塾金・諸経費
当塾では開校以来14年間、一度も入塾金をいただいたことがありません。
指導の対価として料金はいただきますが、入塾金という名目で何もしていないのにお金だけをいただくのは「道理に合わない」と考えているからです。
また、諸経費や管理費などもいただいておりません。
講習会費
個別コースの講習会(夏期講習・冬期講習・春期講習)では受講する講座・科目は各生徒・ご家庭で選択できるようになっています。
当塾では10万円前後あるいは20~30万円もするような高額な講習会を提案したり、お勧めしたことはありません。
広告費・販促費

過度なテレビコマーシャルはもちろん、折込チラシの回数が多すぎたり、配布するノベルティーや入塾の際のおまけが豪華すぎる、あるいは、入塾前の無料体験授業の回数が多い・期間が長いなど、新規生獲得のための広告費や販促費が多すぎる場合、これらの費用は通常、在籍生の月謝からまかなっているので(入会金から充当する場合もあります)、講師人件費・教材開発費など実質的な授業料が低くなってしまいます。
これは在籍生にとってはあまり良いことではありません。
当塾でも多少のキャンペーンは行いますが、在籍生が不利益とならないよう留意しながら運営を行っています。
当塾はフランチャイズの塾ではありませんので、ロイヤリティーを本部に払う必要がありません。
また、広告宣伝のやり方など、コストを抑えるための工夫をいろいろしていますので、その分、授業料を抑えています。

成績が上がると人格が変わる
私は19歳のころから学習塾の業界にいます。そして、当塾を開業して10年以上が経ちます。
その中で、受験を通して人として成長する生徒の姿を何人も見てきました。
塾に入って勉強する→成績が上がる→志望校を上げる→成績が上がる→志望校を上げる→・・・
このような生徒は受験勉強を通して人格が変わっていきます。
このように成長すれば、間違いなく将来の選択肢・可能性もどんどん増えていきます。
他人から言われたことをこなすのではなく、
自ら目標を決め、それに向かった自己管理できる、
そのような自立した人格を育てるのが教育の目的ですし、
私はこのような生徒をたくさん育てたくて当塾を開業しました。
受験勉強は、ただ志望校に合格するためだけにあるのではないと考えています。
論理的思考力の養成
当塾では小手先の解法を教えるのではなく、
物事を筋道立てて考える力(論理的思考力)の養成を大切にします。
最初は「AだからB、BだからC」くらいしか分からなかったとしても
しっかり勉強していると
「AだからB、BだからC、CだからD、DだからE、・・・」を理解できるようになってきます。
こうなってくると、勉強の面白さが分かってくるようになります。
このような知的訓練は、学校生活のみならず、社会人になってからもその人を支えることは間違いありません。
私が学校の先生にならなかった理由
私は法学部出身なので、もし学校の先生になっていたら社会しか教えることができません。
しかし、学生時代からそれ以外の科目を教える面白さを知っている私にとって、
社会の1科目しか教えることができないのは、退屈すぎます。
私は塾で教えることの楽しさの1つは、5科目を指導できることにあると考えています。
英語・数学・理科・社会・国語の各科目にはそれぞれ教える面白さがあります。
これが、私が中学校の先生の道を考えなかった理由でもあります。
指導できる科目が制限されることは、
総合的に生徒の成績を上げる・志望校への合格力を鍛える、という観点からすると、指導効果が下がります。
勉強を教える面白さ
大学に入学すると同時に、
「将来学校の先生になりたいから、ここで講師として働かせてほしい」と言ってくる当塾の卒業生がいました。
その他にも、当塾ではこれまでに教員志望の講師が複数名いて、そのうちの何人かはいま学校の先生をしています。
しかし、最近は報道されている通り、学校の職場環境が良くないようです。
ある元講師が「いまの職場は雑務が多く、勉強を教える環境にないけれど、ここの塾には勉強を教えるたのしさがあった」と述べていました。
分かるよろこび、出来るたのしさ、伸びる快感!!
大量の宿題を課すなど、苦痛を与えることが教育だと考えている大人もいるのですが、
当塾ではそのように考えていません。
筋道立てて考える力を鍛え、適切な指導を受ければ、
子どもたちは「分かるよろこび、出来るたのしさ、伸びる快感」を体感できるようになります。
勉強とは本来楽しいもので、子どもたちも伸びたい、と思っているはずです。
当塾ではそれを大切にした指導を目指しています。
生徒を信じて
多感な中学生活は3年間のうちにいろいろあります。
中にはモチベーションが乱れて勉強に集中できなくなってしまう人もいます。
しかし、大切な時期には回復して、しっかり勉強できるようになった生徒も見てきました。
なので、モチベーションが“底“になってしまった生徒でも、
当塾では見放すのではなく、「きっとよくなる」と信じて接します。
(関連記事)モチベーションの変動-生徒を信じて
目指すはジャイアントキリング
弱者が強者に勝つ、
つまり、勉強が得意ではなかった子が、もともと成績の良い子を追い抜いたり、勉強では絶対に勝てないと思っていた同級生に勝つなどのジャイアントキリングは勉強ではしばしば起こることです。
勉強方法が上手でなかったり、良い指導を受けることができなかったために潜在能力はあってもそれを成績に繋げることができない中学生は世の中にたくさんいます。
しかし、覚える能力があって、筋道立てて考えることができて、粘り強い性格で、良い目標を持っている子ほど、適切な指導を受ければ成績がグンと伸びる可能性があります。
成績が上がると人格も変わってきます。教えていても快感です。
私はこれまでにそのような子を何人も育てていますし、そのような子をこれからもたくさん育てたくて学習塾を経営しています。
私自身、中学校の頃にその経験があり、”自分ならもっと上手に導くことができる”という気持ちが学習塾の仕事に向かわせたのだと思います。
良い勉強をするために
この国では「勉強=就職するため」など、
勉強をする目的が“身を立てること”というのが一般的ですが、
勉強に自信がある生徒たちにはそれだけではなく、
自分が学んだことが社会に出てから他の人の役に立つことを目指して勉強してほしいと考えております。
自分のためだけではなく、人の役に立つよう勉強をする、
このような「志」で取り組めば、きっと良い勉強ができるはずです。